グラスの沼

ライフスタイルショップバイヤー、飲食店オーナー必見!
グラスの新商品探し、オリジナル商品開発に役立つヨーロッパのグラスメーカー

皆さん、こんにちは。

世界中(特にヨーロッパ)のグラスメーカーやグラスブランドで商品開発を行っているGLASSBACCA(グラスバッカ)です。

GLASSBACCAはグラス好きなメンバーが集まって、色々な業界のグラス開発(主に食器)のOEMのお手伝いをしている会社です。

正式な会社名はJTC株式会社なのですが、はじめましてのお客様には「グラスばっかり」「グラス馬鹿」ということが伝わるようにGLASSBACCAという屋号でお話させて頂くことが多いです。
※BACCAという言葉には「バッカナーレ(バッカスの宴)=どんちゃん騒ぎ」という意味もこめています。やっぱりモノづくりは楽しく進めたいですね!

さて、本日の本題、「ライフスタイルショップバイヤー、飲食店オーナー必見!
グラスの新商品探し、オリジナル商品開発に役立つヨーロッパのグラスメーカー」についてお話します。

今回は、他のライフスタイルショップや飲食店とグラスの面でも差別化をしたい!と考えている方向けのお話です。

皆さん、グラスを選ばれる際にはメーカーさんや問屋さんのカタログを見て選ばれていることがほとんどだと思います。カタログに載っている商品は、メーカーさんや問屋さんがしっかりと在庫を持って、少量でも対応できるのが一番のメリットです。
反面、どこか他のお店で見たグラスになったり、SNSでもよく見るタイプのグラスになることもあります。
GLASSBACCAに相談がくるほとんどの案件が「カタログに載っていないもの」「日本にまだないもの」という意味合いを含んだものです。

一体どこでどんな製品がどんな条件で作られているのか。

そのヒントはネット上にもほとんどなく、誰に相談すればよいのかもわからないのが現状だと思います。
特に海外のグラスメーカー、ブランドに関しては、どのメーカーで何がどんな条件で出来るか、という情報は全く出ていません。
また、メーカーを探すにも、そもそもガラスで作れるのか、作れないのかという判断、どの製法で作ればよいのかという判断も出来ない、という点もグラス開発を進める難しさの一つと言えます。直接メーカーと話しても前に進まないパターンの多くは、実はここにあります。ガラスはその特性、製法、メーカーの特徴をわかっていなければ、実は図面にするのも難しい素材です。図面を作ってメーカーに問い合わせをしても、メーカー側としては自社で出来なければ出来ないと応えます。

なぜ出来ないか、どこで出来るかということについてはほとんど教えてくれません。(教えないというよりも、その時間がない、というのが現実です。)そもそもガラスの特性上作りにくい形状や、型から抜けない構造、肉厚のコントロールなど、メーカー側でガラスを知らない人に説明するには時間(コスト)がかかり過ぎるのです。

そういったメーカーの立場に立って、メーカーとお客様を繋いでいるのがGLASSBACCAの仕事です。お客様の要望をお聞きし、最もその要望に応えられるメーカーを選び、そのメーカーで作れるように擦り合わせをしていきます。

今回は少しでもそういったグラスOEMの難しさを解消するために、GLASSBACCAが付き合っているヨーロッパのグラスメーカーで一体なにができるのか一部ご紹介します。

(GLASSBACCCAのHPでは簡単なメーカー紹介に加え、様々な加工についても説明があります。加工の生産ロットの目安も記載していますので、そちらもご覧下さい。)

お勧め度NO1:RONA(ロナ)

スロバキアで125年以上も続く老舗のグラスブランド。

その質の高さからGLASSBACCAが最も信頼しているメーカーの一つであり、最も長く付き合っているメーカーです。
ロナの名前は日本ではまだあまり知られていませんが、技術力の高さ、デザイン性の高さ、高い耐久性(割れにくい)から、世界中の有名ホテル、レストランで愛用されているブランドです。

また様々なグラスブランドのOEMも請け負っている優れたメーカーでもあります。ロナの名前は出ていませんが、実はロナの製品は日本でも飲食店や百貨店や雑貨店で数多く使われています。

一言でロナの凄さを伝えると、「いろいろできること」
グラス開発を行う上で、生産から加工までほとんどのことができる数少ないメーカーです。
機械生産とハンドメイドのセクションがあり、大量生産(20,000pcs~)から中ロット(300pcs~)の生産まで請け負うことができ、また様々な加工技術をもっています

飲食店さんや飲料業界さんにとっては、例えば、サンドブラスト、レーザー、プリントの加工が出来るので、ロゴ入れなどワンランク上のイベント用、キャンペーン用のグラスを作成するのにも適しています。
数量は加工にもよりますがGLASSBACCAではおおよそ1アイテム1,000pcs程度から請け負っており、機械生産のグラスであれば上代で¥1,500程度の商品開発が可能です。

ライフスタイルショップさん向けには、プリント以外にもラスター、ダイアカッティング、パントエッジング、スワロフスキーストーン、口元の金巻など多彩な加工が可能ですので、ギフトアイテムをペア¥3,000~¥5,000上代のものを開発するのにもうってつけです。

またシェイプからオリジナルを作りたいというお客様には、ハンドメイドでの生産が可能です。木製の型を使っている為、型代があまりかからず開発することができるので、世界に一つだけのグラスを作成することができます。
オリジナル性の高い上代¥4,000~の商品開発を考える際には、外せないグラスメーカーです。

お勧め度NO2:Dekor Cam(デコールジャム)

トルコのグラスブランド。
グラスのプレートやボウルを開発するのに適しているメーカーです。

メーカーが保有するデザインパターン、色パターンは圧倒的に豊富で、毎年新しい柄や色が発表されるので、そのパターンを活用して商品開発を進めやすいメーカーと言えます。
またオリジナルのサイズやパターンを作る場合でも金型代も10万円程度~とそれほど高くないのもメリットと言えます。

GLASSBACCAでは1アイテム1,200pcs程度から注文を受けており、300pcsずつ色を塗り分けることができるのが特徴です。
上代は柄や色にもよりますが27㎝のお皿で¥3,000~の商品が開発できるので、オリジナル性の高い商品をコスパよく開発できるメーカーと言えます。

お勧め度NO3:RCR(アールシーアール)

イタリアのグラスブランド。
フィレンツェとシエナの間にあるコッレヴァルデルサというクリスタルの町にあるイタリア最大級のクリスタルグラスブランドです。

クラシックスタイルからモダンスタイルの商品まで揃えており、近年はMIXLOGY(ミクソロジー)に適したグラスとして、ヨーロッパのバーを中心にカクテルグラスとして活用されています。

日本ではまだまだ知られていないブランドですが、ミクソロジーやノンアルコールカクテルの流行とともに徐々に日本でもRCRのグラスが使われる機会が多くなっていくかもしれません。GLASSBACCAでは1アイテム800pcs~程度から注文を受け付けています。(アイテムによってロットが変わります。)

タンブラーであれば上代¥800~、ワイングラスであれば上代¥1,500~のグラスを探すことができます。

※ミクソロジー:フルーツや野菜などのフレッシュな素材をスピリッツなどのお酒と組み合わせたカクテル

また大きな生産設備を持っているので大量のオリジナルのキャンペーンアイテム(100,000pcs~)を製作する時に活躍してくれるメーカーでもあります。

お勧め度NO4.AXUM(アクサム)

チェコのグラスメーカー。
板ガラスを使って様々な形のお皿やボウル、バンケット用什器を作っているメーカーです。様々な形状や色を少量生産できるのが特徴ですが、最も優れた点はナイフやフォークでほとんど傷がつかない硬さです。

硬度を表すビッカース硬度で金属よりも硬い硬度をもっているので、使い込んでいってもナイフやフォークでは傷がつきにくいのです。またサラマンダー(表面に焦げ目をつける器具)での使用にも耐えられます。

AXUMの製品は世界中のホテルや飲食店で使われています。
サイズや色にもよりますが27㎝のお皿で上代¥4,000~のものを開発することができます。

お勧め度NO5.R-glass(アールグラス)

スロバキアのグラスブランド。
電球を吹くニチデンの機械を使用して薄吹きのタンブラーをはじめビールグラスなど大量生産(30,000pcs~)している会社です。

ヨーロッパのビールメーカーを顧客に持ち、キャンペーン用のグラスに非常に強い会社です。上代で¥800~の商品開発を行うのに適したメーカーです。

まとめ

いかがだったでしょうか?何となくグラス開発の裏側を垣間見れたでしょうか?

グラスメーカーにも色々な特徴があり、得意なこと、不得意なことがあります。
ここに紹介した以外にもまだまだグラスメーカーは沢山あります。
なにか新しいグラスを開発したい、日本にまだ入っていないグラスを探したい、という時にはお気軽にGLASSBACCAに相談して下さいね。