ボジョレーヌーヴォーを楽しむ！おすすめのグラスとは？

皆さん、こんにちは。

カタチのないところから、自由な発想で。グラスを通じて、豊かな暮らしのお手伝いをする、GLASSBACCA（グラスバッカ）です。

飲み物の個性を表現する、グラス。グラスとワインは密接に関わっていて、どのグラスで飲むかによってワインの味わいは大きく変わります！今回は、秋の風物詩、「ボジョレーヌーヴォー」とおすすめグラスをご紹介いたします。

食欲の秋、実りの秋、そして、、ワインも新酒のシーズンを迎える秋。

ワインの新酒と言えば、「ボジョレーヌーヴォー」ですね！毎年11月の第3木曜日、午前0時に解禁されるボジョレーヌーボーは、フランスワインの銘醸地として知られるブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区で、その年に収穫したブドウで造られます。

9月に収穫されたブドウを速やかに醸造してボトル詰めをしたフレッシュなワイン。日付変更線の関係で、日本はフランス本国よりも早く解禁を迎えることも人気の理由です。

白ワインも造られますが、「ボジョレーヌーボー」と呼ばれるのは、「ガメイ」という黒ブドウから造られた赤ワイン。「ガメイ」の正式名称は、“Gamay noir a jus blanc”。「皮は黒くてジュースは白い」という意味で、その名の通り、見た目は赤ワイン（ロゼワインも）ですが、白ワインのようなフレッシュで軽やかな飲み口。苺やラズベリーのような赤い実、キャンディーのような甘くて華やかな香り、味わいは酸味がほどよく効いたフルーティーなミディアムボディーです。

「ボジョレーヌーボー」におすすめのグラスは？

ボジョレーヌーボーはそのフレッシュな味わいを楽しむのが醍醐味。赤ワイン用としてはやや小ぶりなグラスがおすすめです。

ワインは常温ではなく、しっかりと冷やしておくのも美味しく飲むポイント！冷たく冷やすことでキリッとした酸味が引き出され、フレッシュでフルーティーなバランスのとれた味に。ボジョレーヌーボーは、うっとりするほど美しい、鮮やかな赤紫色の液体。グラスはカットなどが施されていない、クリアなグラスを。空輸で運ばれるヌーヴォーはボトルの中で眠った状態なので、グラスに注いでからスワリング（グラスをぐるぐると回す）すると、香りがより華やかに味わいもまろやかになります。

ワンランク上の、「ボジョレー・ヴィラージュやクリュ・ボジョレー」をさらに美味しく！

ボジョレーヌーボーの中でも、ワインボトルに「ヴィラージュ」や「クリュ」と書かれたものがあります。これは、同じ「ボジョレー地区」の中でも、特定の村（ヴィラージュ）や特定の畑（クリュ）のブドウで造られた、ボジョレーヌーボーのこと。よりこだわった格上のワインです。一般のボジョレーヌーボーよりもこだわったワンランク上のワインで、生産地の個性を楽しめるタイプ。新酒としてフレッシュな味を楽しむこともできますが、長期熟成にも向く肉厚ワインです。

ボジョレー・ヴィラージュやクリュ・ボジョレーおすすめのグラスは、、

複雑な香りとエレガントさを楽しめる大きめのグラスで。香りの要素は豊かながらも、新酒の軽やかでフレッシュな香りを楽しむにはバルーン型のグラスで、口元がギュッとすぼまっているタイプがおすすめです。大きなグラスですが注ぎ過ぎに注意して、90〜100mlくらい注ぎ、グラスの中に香りがときほぐれる空間を作ることが美味しく味わうポイントです。

白ワイン派におすすめ！「マコン・ヴィラージュ・ヌーボー」

ボジョレー地区の隣にある「マコン」と呼ばれる地区では、ブルゴーニュ地方の白ワインのほとんどが造られます。この地区でシャルドネから造られる新酒が「マコン・ヴィラージュ・ヌーボー」と呼ばれる白ワインの新酒。ボジョレーヌーボーと同じく、11月の第3木曜日が解禁日です。すっきりとした辛口で、新酒ならではのフレッシュな味わい。果実味豊かで、さわやかだけど味わい深いコクのあるしっかりとした白ワインです。

マコン・ヴィラージュ・ヌーボーにおすすめのグラスは、、

飲み口が薄い、ベーシックな白ワイン用グラスで。口元がすぼまったややストレートなシェイプのグラスで飲むことで、さわやかな柑橘の香りとキリッと引き締まった酸味を味わうことができます。ワインが喉に直線的に流れてくるので、フレッシュ感をダイレクトに感じることができますよ！

まとめ

今回は、ボジョレーヌーボーとおすすめのグラスをご紹介しました。2021年は11月18日がボジョレーヌーボー解禁日！ボジョレーヌーボーは、前菜的な料理やハムなど軽めの肉料理、旬の素材を使った野菜料理などとよく合います。ヌーボー選びに迷ったら、オシャレなエチケット（ワインのラベル）で選ぶのもおすすめ！お気に入りの1本が見つかりますように。