体の芯から温まる！エスニック鍋に合わせたいおすすめワインとワイングラス

皆さん、こんにちは。

　
カタチのないところから、自由な発想でグラスづくりをする 、
GLASSBACCA（グラスバッカ）です。

寒い冬は、ワインを片手にお鍋料理でほっこり温まりませんか？

今回は、辛味と香りで体の芯から温まる「エスニック鍋」と、
おすすめワインとワイングラスをご紹介します。

①トムヤム鍋

辛くて酸っぱいタイのスープ「トムヤムクン」をアレンジしたお鍋。

トムヤムクンは世界三大スープの1つと言われるポピュラーな料理で、
トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビという意味の、エビが入ったスープです。

トムヤムクンの酸っぱくて刺激的な辛さは、クセになる美味しさ！
エビの旨味を含んだスープに、さわやかなレモングラスの香り、
タイの唐辛子プリッキーヌ（または鷹の爪）がアクセントになっています。

合わせるワインは、果実味と酸味のバランスが良いフレッシュなロゼワインを。

エビ（魚介）の旨味やミネラル感には、
タンニンが少なめなフランス・プロヴァンスのロゼがおすすめです。

おすすめのワイングラスは、、

バンビ 6oz ワイングラス

ステムが短く、コロンとした可愛いフォルムが特徴。
ワイングラスとしては高さが低く、
食卓でも邪魔にならない大きさです。
　

②キムチ鍋

キムチをメインに、お肉や魚介、野菜を入れて、
唐辛子やコチュジャンで味付けしたお鍋。
チゲ鍋と呼ばれることも。

キムチは辛味だけでなく、
香りの個性が強いのでワインと合わせるのは難しい料理のひとつです。

が、辛味と出汁の旨味が溶け合ったキムチ鍋に合うワインもあります！

キムチ鍋に合わせるワインは、「カヴァ」。
リーズナブルで美味しいと人気の、スペインのスパークリングワインです。

熱々のお鍋には、しっかりと冷やしておいたスパークリングワインがピッタリ！

カヴァのさわやかな風味と泡の食感は、
キムチ鍋の辛味をほどよく和らげてくれます。

おすすめのワイングラスは、、

バンビ 5oz フルートグラス

こちらもステムが短く、
コロンとしたフォルムが可愛いワイングラスです。

フルートタイプなので立ち上る泡が見た目にも美しく、
液体が心地よく喉に流れます。
　

もうひとつ、キムチ鍋と合わせたいワインとして、
「タヴェル」があります。

「タヴェル」は、フランス・ローヌ地方のロゼワイン。

ロゼワインの中でも色が濃いめで、赤ワインに近い色調です。
ローヌの赤ワイン品種である、シラーとグルナッシュから作られるため、
スパイスの風味とフルーティーな果実味があり、
控えめながらもほどよいタンニンがキムチ鍋とよく合います。

おすすめのワイングラスは、、

テロワール アンプラント

こちらは羽のように軽く、飲み口が薄いワイングラスです。

ワインの持つ複雑な香りを楽しみながら、じっくりと味わうことができます。
　

③麻辣鍋

もともと中国の四川で食べられている火鍋のひとつで、
台湾でも人気のあるお鍋。

　
なつめ、八角、カルダモン、リコリス、生姜、フェンネル、
シナモン、山椒、唐辛子などの香辛料がたっぷり入った薬膳鍋です。

なつめやリコリス、シナモンなどは、
ワインの香りを表現するときによく使われます。

合わせるワインは、この香りとリンクするものを選ぶと◎

ということで、おすすめのワインは、ロゼスパークリングを。

リーズナブルに楽しむなら、「カヴァのロゼスパークリング」はいかがでしょう？

シャンパーニュ方式で作られた
「カヴァ」のロゼスパークリングは泡がしっかりとしているので、
スパイスの辛さを和らげ、ベリー系の香りが「麻辣鍋」の旨味を引き立てます。

おすすめのワイングラスは、、

ピッコロ 6oz フルート

細長く、ほどよく膨らみのあるフルート型のワイングラス。

赤系果実のロゼスパークリングの香りと、
さわやかな泡の触感を楽しめます！
　

④カレー鍋

和風だしにカレーのスパイスをきかせたお鍋。

好みの具材にカレールウを入れて煮込むだけ、
簡単で美味しいと人気のお鍋です。

カレーとワインを合わせるポイントは、
フルーティーで香りが豊かなワインを選ぶこと。

少し甘みがあるものもおすすめです。

たとえば、ライチの香りがする白ワインの「ゲヴェルツトラミネール」。

金木犀のような華やかなお花の香りや、
コリアンダーシードや白胡椒などのスパイスなど香りが豊かで、
ほのかに甘みを感じるワインです。

コクのあるスパイシーなカレーとよくマッチします。

おすすめのワイングラスは、、

ツル 15oz ワイン

白ワイングラスとしては少し大きめのボウル形状です。

「ゲヴェルツトラミネール」の持つ、
複雑で豊かな香りを楽しむのにピッタリ！

美味しく飲むポイントは、ワイングラスにワインを注いだとき、
ボウル部分が白くなるくらいワインをしっかりと冷やしておくこと。

フレッシュな香りと冷たい喉越しを楽しんだあとは、
時間とともに変化する香りと味わいをご堪能ください。
　

まとめ

今回は、体の芯から温まる
「エスニック鍋」に合わせて飲みたいワインと
おすすめのワイングラスをご紹介しました。

辛いお鍋にワインは一見ハードルが高そうですが、
ハーブやスパイスなどの香りと、ワインをリンクさせると、
相性の良いワインが見つかりますよ。