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グラスの沼

赤のスパークリングワイン「ランブルスコ」とおすすめグラス

皆さん、こんにちは。

カタチのないところから、自由な発想で。

グラスを通じて、日常に彩りを添えるGLASSBACCA(グラスバッカ)です。

今回は、「赤のスパークリングワインとおすすめグラス」をご紹介いたします。
 

 

3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインを「スパークリングワイン」といいます。

スパークリングというと、白やロゼのイメージがありますが、実は赤ワインのスパークリングも存在します。

ワインを造るブドウの種類によって、赤や白、ロゼに仕上がりますが、出来上がったスパークリングワインは見た目だけでなく、味わいにも違いがあります。

黒ブドウを原料に造られた赤のスパークリングワイン、味わいの特徴や楽しみ方をみていきましょう

 

真紅が魅惑的な、イタリア生まれのスパークリングワイン「ランブルスコ」

赤のスパークリングワインとして最もポピュラーなのが、イタリアのエミリア・ロマーニャ州生まれ「 LAMBRUSCOランブルスコ」。

パルマの生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノ、ボロネーゼなど、日本でもおなじみのグルメ発祥の地で、「ランブルスコ」という黒ブドウ品種から造られています。

微発泡で低アルコールのものも多く、軽やかで飲みやすいと
人気です!

 

赤のスパークリングワイン 甘口から辛口まで、味のスタイルはさまざま

ワインの残糖度によって甘口から辛口まで、味のスタイルはさまざま。

ドルチェ、アマービレ、セミセッコ、セッコの4種類に分けられます。エチケット(ワインのラベル)に残糖度を表す表記があり、甘いものからイタリア語で「Dolce、Amabile、Semisecco、Secco」と書かれています。

ボトルを見ただけで好みのテイストを選ぶことができ、気分によって選べる、というのも人気の理由です。
 

 

赤のスパークリングワインの魅力とは?

スパークリングワインの魅力は、シュワシュワと弾ける泡の食感!そしてすっきりとした喉越しではないでしょうか?

黒ブドウで造ることで、皮と種からくる「タンニン」を含み、さわやかさにほどよい渋みがプラスされています。

発泡性なので通常の赤ワインに比べて飲みやすく、白やロゼのスパークリングに比べて、赤のスパークリングワインは味わいにコクや深みがあり味わい深いのが特徴です。

 

赤のスパークリングワイン、甘口タイプと辛口タイプ の楽しみ方

ここからは、甘口タイプと辛口タイプ、それぞれの楽しみ方をご紹介します。

 

赤の甘口スパークリングワインの楽しみ方

まず、甘口のタイプは、食前酒や食後酒におすすめです。

甘口といっても、ただ甘いだけでなく、ブドウのもつほどよい酸味があります。

たとえば、「生ハムとメロン」を合わせるように、生ハムやチーズ、オリーブなどの塩っけのあるオードブルと相性抜群です。

また、食後のデザート代わりとしても。

 

お腹は満たされたけど、食後や飲んだ後に少し甘いもので〆たいときなど、おしゃれな大人のスイーツとして楽しんでみてはいかがでしょう?
 

 

赤の辛口スパークリングワインの楽しみ方

辛口は、食中酒として。

赤ワインの持つ心地良い渋みとコクがあるので、味の濃いめのお料理とよくマッチします。

 

チーズをたっぷり使った濃厚な料理(ピザやパスタ、ラザニアなど)、ローストビーフやハンバーグなどのお肉料理。

洋食だけでなく、和食や中華とも相性がよいです。

 

和食なら、甘辛いタレ味の焼き鳥や照り焼きなどと合わせて。

中華料理なら甘酸っぱい酢豚や、麻婆豆腐などの辛い料理と。

また、スパイスの効いたエスニック料理とも合わせて楽しめます!

 

「ランブルスコ」を味わう!おすすめグラスは?

キリッとした泡の食感と赤ワインの持つコクをあわせ持つ、赤のスパークリングワイン「ラ
ンブルスコ」。

美味しく飲むポイントは、冷蔵庫でしっかりと冷やしておくこと。

8°Cくらいまで冷えたら、抜栓してグラスに注ぎ、ゆっくりと飲みながら13°Cくらいまで温度を上
げて味わうとよいでしょう。

 

赤のスパークリングワインにおすすめのグラスは、、

マロン8ozシャンパーニュ

スラッとした形状が美しいフルート型のワイングラスです。

スパークリングワインの立ち上る泡を楽しみながら、スッキリさわやかな味わいを堪能できます。

液体が細く早く、のどにスルッと流れるので、のどごしがとってもさわやかです。

甘口タイプを楽しむには、このワイングラス!
 

ツル10ozシャンパーニュ

細いステムに薄い飲み口がステキなこのワイングラス。

スパークリングワイン用としては少し膨らみのある形状です。

甘口タイプの芳醇な香りを楽しみつつ、ワインの持つ甘みとほどよい酸味を引き出してくれます。

ワインをしっかりと冷やしておくと、いつまでも飲み飽きないです。

辛口のしっかりタイプを味わうには、こちらのグラスを、、、
 

ピッコロ10ozワイン

食中酒として、ビールを飲むようにガブガブ飲みたいときにおすすめです。

ビールにも赤ワインにもおすすめのこちらのグラスは、容量が大きく飲みごたえ抜群!

ワインの香りもしっかりと楽しめますよ。
 

まとめ

今回は、赤のスパークリングワイン「ランブルスコ」とおすすめグラスをご紹介しました。

 
キリッとさわやかな味わいなら、SeccoやSemiseccoを、甘みがありまろやかさを楽しみたいなら、DolceやAmabileがおすすめです。

フードフレンドリーなワイン、グラスにもこだわって楽しんでみてください。