リンゴの醸造酒「シードル」とおすすめのロナ(RONA)ワイングラス
皆さん、こんにちは。
カタチのないところから、自由な発想で。グラスを通じて、人生を豊かにするGLASSBACCA(グラスバッカ)です。
今回は、リンゴの醸造酒『シードル』とおすすめのロナ(RONA)ワイングラスをご紹介いたします。
■シードルとは?
シードルは、欧米では長い歴史を持つ醸造酒で、リンゴの果汁を発酵させて作るお酒。
ブドウ栽培の北限を超えた、フランスのブルターニュ地方やノルマンディー地方が有名な産地です。
フランス語では「シードル」、イギリスでは「サイダー」、スペインでは「シドラ」、イタリアでは「シドロ」、ドイツでは「アプフェルヴァイン」と呼ばれ、世界各国で親しまれています。
日本でもリンゴはなじみのあるフルーツで、北海道、青森、長野などリンゴ生産地でシードルが作られています。
■リンゴ果汁100%のヘルシードリンク!
シードルのボトル1本(750ml)作るのに、4〜5個分のリンゴが使われます。収穫したばかりのリンゴを圧搾機でゆっくり搾り、樽の中で発酵することでシードルが出来上がります。リンゴの皮には天然の酵母(野生酵母)が付いているので、果汁が外に出ることで自然に発酵が進みます。
糖分やガスの添加は一切なく、リンゴ果汁100%で作られるシードルは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富。ワインと同じくポリフェノールがたっぷり含まれています。
また、無濾過の濁ったタイプのシードルには、リンゴに含まれる水溶性の食物繊維「ペクチン」が含まれているので、善玉菌を増やし腸内環境も整える役割も。免疫力アップや美容効果も期待でき、女性にとって嬉しいことづくめなのです。
アルコール度数は2〜8%程度で飲みやすく、ワインよりカジュアルで、ビールよりもオシャレな飲み物、というのも人気の理由。
■シードルの選び方
一口にシードルと言っても、辛口から甘口、発泡性から非発泡のものまでバリエーション豊か。自分の好みや合わせる料理、シーンによって選んでみてください。
①甘口か辛口
発酵期間が短いと、リンゴの糖分が残った甘口のシードルになり、ボトルに「ドゥー」「スイート」と表示されていれば甘口タイプ。口当たりがまろやかで、スイーツとの相性が良いです。チーズと一緒に食前酒として、食後のデザートと合わせたり、単体で食後酒として楽しめます。
熟成期間が長くなると辛口のシードルが出来上がります。「ブリュット」「ドライ」と表記されていれば、辛口です。スッキリとした飲み口なので、食中酒としてお魚や鶏肉などと一緒に。
「ドゥミ・セック」と呼ばれる中辛口もあります。甘口と辛口の間のニュートラルな味わいで、料理とも合わせやすいです。迷ったときは、こちらがおすすめ!
②外国産か国産か
欧米で主に作られるシードルですが、近年日本国内でもシードル専門の醸造所が増えてきています。原料のリンゴ品種が異なるので、シードルの味わいも異なります。
外国産のシードルは、酸味や渋みが強いのが特徴です。さまざまなリンゴをブレンドしているものが多く、発泡しているものや微発泡、発泡していないものなど、さまざまなスタイルがあります。
国産のシードルは、食用で親しまれているリンゴで作られます。「ふじ」「紅玉」「シナノスイート」など単一種で作られることが多く、リンゴの個性が全面に出ているのが特徴。リンゴの品種から味わいがイメージできるので、好みのリンゴ品種で作られたものを選ぶとよいですね。ほどよい酸味と上品な風味が和食によく合うと好評です。
■シードルにおすすめのロナ(RONA)ワイングラス
ここからは、シードルを美味しく楽しめるワイングラスを、シーン別にご紹介していきます。
①マルタ 7oz シャンパーニュ – ロナワイングラス
食前酒として楽しむ時は、ロナのシャンパーニュ用グラスがおすすめです。発泡性のシードルの繊細な泡の食感をお楽しみください。シュワシュワ〜とした泡とともに、リンゴの香りと風味がフルートグラスに立ちのぼり、思わずうっとり!
②ブービー 12oz ビール – ロナワイングラス
アメリカのハードサイダーやイングリッシュタイプなど、ビールを飲む感覚でさっぱりとした辛口シードルをゴクゴク飲みたいときにおすすめなのが、ロナのビールグラス。
喉越しスッキリ、さっぱりとした後味を楽しめます。喉の乾きを癒やしたいときや、フィッシュアンドチップスなどの定番のパブ料理と合わせて食中酒として。
③マルタ 12oz ワイン – ロナワイングラス
シードルの本場、フランスのブルターニュ産やノルマンディー産のシードルには、このロナのワイングラスを。合わせる料理は、定番の「そば粉のガレット」とともに。
まとめ
今回は、シードルとおすすめのワイングラスをご紹介しました。
リンゴの自然な甘み、酸味、旨みが生きるシードル。まずは乾杯というときや食前酒、休日のランチやスイーツのおともに。シーンを選ばず気軽に楽しめるリンゴのお酒を、ぜひこだわりのワイングラスでお楽しみください!