レストランで格好よくワインをオーダーするには?注文時にソムリエに伝えるべきポイントをご紹介
「ソムリエにワインのオーダを聞かれても、何と答えてよいかわからない…」
「レストランで完璧なワイン選びをしたいけれど、趣味程度のワインの知識では選ぶ自信がない…」
こんなお悩みはありませんか?
デートや接待などの特別なシーンで大活躍のレストラン。特にホストとして利用する場合は、ワイン選びも絶対に失敗したくないですよね?
しかし実際にソムリエがワインの注文にくると、素敵なワインを選ばなくてはと緊張したり、好みをうまく説明できず好みとかけ離れたワインを提供されたりとなかなか難しいものです。
そこで今回の記事では、レストランでワインオーダーをするときのコツをご紹介します。記事を最後まで読んで、格好いいワインオーダーのポイントをマスターしてくださいね!
ペアリングコースを利用する
レストランでコース料理を頼むのであれば、グラスワインを料理に合わせて提供してくれるペアリングコースがおすすめです。
価格も事前に分かり、食前にオーダーするだけと手軽で選ぶ手間が省けます。
料理ごとに最適なペアリングをソムリエが選び提供してくれるため、相手のグラスの容量を気にすることなくすべてお任せできるのも安心です。
種類豊富な料理を頂くコース料理では、ワインのペアリングは最適解なのかもしれません。
手慣れて見える!ボトルオーダーでソムリエに伝えるべき5つのポイント
ボトルでワインオーダーする場合は、ソムリエにワインの選択を丸投げしても大丈夫です。
しかしよくお客様を観察するソムリエでも、オーダーの前にお客様の好みを判断することはもちろん不可能です。
ここではボトルオーダーで好みのワインを選んでもらうために、伝えるべき5つのポイントを紹介します。
飲みたいワインの色
白ワインが飲みたいのに赤ワインが出てきたら、がっかりですよね?
ボトル選びをソムリエに任せる場合に必ず伝えておくべきことは、飲みたいワインの色です。事前に伝えておくことでスムーズにワインを選んでもらえます。
もしどんなタイプのワインを飲むか悩んでいる場合は、「赤とロゼで悩んでいる」などざっくりとしたオーダーでも構いません。
本数
一回の食事のうちに複数本のボトルをオーダーする予定がある場合は、事前に本数の目安を伝えておきましょう。
一回の食事で1本のワインを飲む場合と3本飲む場合では、ワインの選び方は異なります。本数の見通しが立っていれば、ソムリエは料理のマリアージュや提供のタイミングを予測できるので最適なペアリングを組み立てられます。
もちろん食事中に気分が変わることはあるでしょう。
事前に伝えたからといい、必ず伝えた本数を頼まなくて大丈夫です。最初に伝えた内容と異なり、オーダーが減っても増えても問題ありません。
合わせる料理
アラカルトメニューの場合には、ワインと合わせたい料理を事前に伝えておくとよいでしょう。
「お肉料理を頼もうと思うんだけれど」、「ポルチーニクリームソースのパスタを頼んだのだけれど」と具体的にオーダーした料理を伝えるとマリアージュを考慮したワインを紹介してくれます。
合わせる料理を提示することで、ソムリエがあなたの食事に合った最高のマリアージュを考えてくれますよ!
ボディの強さや好みの味わい
飲みたいワインのボディ感や好みの味わいを伝えると、その条件を元にワインを探してもらえるので積極的に伝えましょう。
ボディの強さや好みの味わいを伝えることで、「飲みたかったイメージと違うワインが提供された」「好きなタイプのワインではなかった」というギャップを感じることなく、美味しいワインを頂けます。
予算
予算も必ず伝えておきたい項目のひとつです。
予算を伝えることで「想像よりも高かった」「想像よりも低い価格帯のワインが出てきた」といったトラブルを防げます。
利用目的シーンに合わせて、オーダー時に予算をざっくりと説明しておきましょう。
接待やデートなどで注文する場合は、ワインの価格を知られたくないこともあるでしょう。そんなときにはメニュー表の価格を指で指して、「これくらいのイメージで」などと伝えるとスマートですよ!
当日慌てないための裏技とは?
ここまではオーダーするポイントを紹介しました。
要点を予習しても当日にスムーズに伝える自信がなかったり、ボトルの最低金額が想定より高かったりなどのトラブルを回避したい場合もあるでしょう。特に大切な場面では失敗したくないものです。
そんなときは予約前にホームページのワインリストを確認したり、事前に電話でソムリエの方に予算や味わいのイメージを相談したり、事前にオーダーしておくのもおすすめです。
予約時に電話する段階で、事前にソムリエの方に相談しておけば当日スムーズにワインが決まります。また最初に要望伝えておくことでお店の在庫が条件に合わない場合でも、最適なワインを発注して用意してもらえる場合もあります。
いざという時に焦りたくないという方におすすめの手法です。到着とともにオーダーなしで、さらっとワインが提供されるというのもスマートで格好いいものです。
伝えるポイントを抑えて格好よくワインをオーダーしよう!
今回の記事では、レストランでワインをオーダーするときの伝え方のコツを紹介しました。
ソムリエの方に促されることなく必要な情報をスラスラと伝えることが出来れば、ワインに精通しているように見え格好いい印象になるはずです。
ぜひワインをオーダーするときは、色や本数、合わせる料理、ボディ感、予算を要約してスマートにオーダーしてみてくださいね!