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グラスの沼

春食材の魅力を引き立てるペアリング特集

ワイン・グラスラヴァ―の皆さま、こんにちは。

少しずつ気温が上がり、春の訪れを感じる季節になりましたね。今回は春の食材とお酒のペアリングについてご紹介します。

美味しいお酒と共に、春の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか?

春食材とお酒のおすすめペアリングのご紹介

春食材ごとに相性のよいお酒を紹介します。王道から意外なペアリングまで幅広く紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね!

カツオ×マスカットベーリーA

春と秋に旬を迎える“カツオ”は、春の代名詞ともいえる定番の食材。鉄分豊富なカツオは、マスカット・ベーリーAの赤ワインと相性抜群です。

赤ワインと魚は、意外な組み合わせだと感じる方も多いでしょう。しかしマスカット・ベーリーAは赤ワインのなかでもソフトな味わいのため、繊細な魚料理ともよくあいます。特にカツオのたたきなど冷たい状態で頂く場合は、赤ワインを冷やしておくとより美味しく召し上がれますよ。

マスカット・ベーリーAのワインにおすすめのグラス:シドニオス・セプタントリオナル

牡蠣×シャブリ

牡蠣といえば冬を連想する方も多いですが、牡蠣が一番おいしい季節は『春』だと断言する生産者が多いのです。“春牡蠣”といい、春の牡蠣は旨みと甘みが最も強まる季節なんだとか。

そんな牡蠣と相性抜群なお酒といえば、やはりフランスのシャブリです。シャブリはミネラル豊富で塩味のニュアンスが強く、魚介類と相性抜群。

シャブリ地方は土壌に牡蠣の化石が含まれているため、特に牡蠣と相性良いとされています。

もし牡蠣とシャブリと合わせる場合は、生牡蠣がおすすめです。加熱牡蠣の場合は、意外なことに軽やかな赤ワインもおすすめですよ。

シャブリにおすすめのグラス:シドニオス・アンプラント

Terrior Empreinte テロワール アンプラント 420ml 2脚セット

ホタルイカ×芋焼酎

春の夜の湾に現れる、無数に光る幻想的な姿が春の風物詩となっている“ホタルイカ”。

小さいため丸ごと食べられ肝の味が奥深い、旨みたっぷりの食材です。そんな肝のニュアンスにあうお酒は、まろやかで深みのある味わいが魅力的な芋焼酎です。

特にホタルイカの酢味噌和えは、発酵と酸のニュアンスに芋焼酎が相性抜群ですよ!

芋焼酎におすすめのグラス:デジール

ゴボウ×メルロー

春の“ゴボウ”は香り高く、柔らかな食感が魅力的です。ゴボウは滋味深く大地のニュアンスを感じられるため、濃厚でまろやかな味わいのメルローとよく合います。

メルローは醤油や味噌などの和調味料ともよくあうので、きんぴらごぼうなどの和食ともよく合います。

筆者はワインとゴボウをあわせるときは、きんぴらごぼうを卵でとじたキッシュやオムレツをつくり楽しみます。噛みしめるたびに広がるゴボウの滋味深い味わいと濃厚なメルローの組み合わせは、大地の息吹を感じる春にぴったりのマリアージュです。

メルローにおすすめのグラス:シドニオス・メリディオナル

Sydonious シドニオス Terroir Le Méridional テロワール メリディオナル 830ml

山菜×ソーヴィニヨンブラン

春の定番食材といえば、“山菜”です。筍やウド、ぜんまいなど、ほろ苦い味わいが癖になる山菜は天ぷらにすると絶品ですよね。

青さやほろ苦さが独特な山菜には、同じく植物的なニュアンスが強いソーヴィニヨンブランがおすすめです。ソーヴィニヨンブランのグリーンのニュアンスにより、山菜の魅力がより引き立ちます。

ソーヴィニヨンブランは酸の強いワインのため天ぷらの脂っぽさも払しょくされ、どんどん食べ勧めたくなる箸の止まらない絶品マリアージュですよ!

ソーヴィニヨンブランにおすすめのグラス:シドニオス・アンプラント

Terrior Empreinte テロワール アンプラント 420ml 2脚セット

春食材とお酒の絶品マリアージュで今だけの味わいを楽しもう!

今回の記事では、春に旬を迎える食材とお酒のペアリングを紹介しました。

食材と相性のよいお酒は、春の期間しか楽しめない旬の味わいを最大限に引き出してくれる最高のパートナーです。

ぜひ春の食材を召し上がる際は相性のよいお酒を用意して、今だけの絶品マリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか?