焼酎以外にも!梅酒の美味しさを格上げするデジールの魅力
梅酒は甘さと酸味が絶妙に調和した、日本の伝統的なお酒です。
飲み手に合わせて様々な飲み方で楽しめるお酒ですが、さらにその魅力を引き出す方法があります。
それは梅酒の香りや風味をより豊かに感じられる、適切なグラスを選ぶこと。筆者もこれまでさまざまなグラスで梅酒を楽しんできましたが、その中でも特に印象的だったのが“デジール”です。
そこで今回は、デジールを用いた極上の梅酒体験をご紹介します。いつもの梅酒がグッと格上げされる極上グラス“デジール”で、ラグジュアリーな梅酒体験をしてみませんか?
梅酒の魅力とは
梅酒は英語で、プラムワイン(Plum wine)と呼ばれています。
日本酒や焼酎と同様に日本を代表するお酒でありながら、梅のフルーティーな味わいや香り、和の果実の素晴らしさを堪能できる唯一無二の果実酒です。
梅をアルコールにじっくりと漬け込むことで、梅の香りや風味がじっくりとお酒に溶け込みます。梅の旨味がしっかりと溶け込んだお酒は、まろやかでフルーティーな味わいが魅力です。
トロリとした口あたりと、ほのかに広がる甘酸っぱさが、気分をぱっと華やげてくれます。
梅酒はストレートやロック、ソーダ割など様々な楽しみ方がありますが、まずは一杯、何も加えずストレートで。梅が育んだ芳醇な香りと風味を、そのままじっくりと堪能してみてください。
魅力を引き出すグラスの条件
梅酒はロックグラスやタンブラーグラス、ワイングラスなど、さまざまなグラスを用いて楽しまれます。それぞれに趣はありますが、グラスによって香りや味わいの感じ方が変わるのもまた、梅酒の面白さ。
梅酒をより美味しく味わうためには、グラス選びも大切なポイントです。
梅酒の魅力を最大限に引き出すグラスには、いくつかの条件があります。
条件①:丸みを帯びた形状

丸みを帯びたボウル型の形状は芳醇なアロマをグラス内に留めるため、飲むたびに豊かな香りを楽しめます。
またボウル型のグラスはお酒が空気に触れる面積が広くなるため、グラスを軽く揺らすだけで香りがふわりと立ち上がります。
条件②:口当たりの良さ
グラスの縁の厚みや滑らかさは、梅酒の味わいを左右する重要な要素です。
口当たりの良いグラスは、唇にやさしくフィットし、梅酒が自然な流れで舌へと広がります。これにより、まろやかな甘みと爽やかな酸味、そしてほのかな渋みまで、繊細な味わいをストレスなく感じられます。
条件③:視覚的満足感

グラスの透明感やフォルムは、梅酒を視覚的に楽しませてくれます。特にクリアなガラスに注がれた梅酒の琥珀色は光を受けて美しく輝き、グラスを傾けるたびに表情を変えます。
見た目の美しさは飲み手の期待感を高め、香りや味わいをさらに豊かに感じさせるもの。
丁寧に注がれた一杯を目で愛で、手で温度を感じ、鼻で香りを楽しみ、舌で味わう──そんな一連の流れを優雅に演出してくれるのが、視覚的満足感のあるグラスです。
こうした条件を備えたグラスのひとつが、“デジール”です。デジールは焼酎専用のグラスですが、丸みのあるフォルムとクリアな輝きは、梅酒の香りと風味、色合いを余すところなく引き出してくれます。
ガラス越しに揺れる琥珀色を眺めながら、ゆっくりと味わう一杯は、心までほどけるような心地よさをもたらしてくれるはず。
デジールはお気に入りの一杯を、いつもより少し丁寧に味わいたい──そんなとき、そっと寄り添ってくれる存在なのです。
デジールで楽しむ極上の梅酒体験
デジールは焼酎グラスですが、梅酒に非常に適したグラスであると紹介しました。しかしながら、同じデジールを使用しても飲み方により味わいの感じ方が異なります。
デジールで王道の梅酒の楽しみ方を実際に試し、その味わいの変化をまとめてみました。
ストレート

まずは梅酒のストレートで試してみます。デジールに梅酒を注いだ瞬間に、完熟梅のフルーティーな香りが広がります。
実際に飲んでみると、桃や梅のコンポートを思わせるアロマが感じられ非常に華やか。梅の花のようなフローラルな香りも感じられます。
口に含むとトロリとした濃厚な甘みや、豊かな酸が感じられます。デザートワインのようなリッチな甘みがありながらも梅特有の豊かな酸が感じられるため、味わいのバランスがよく飲みやすいのも魅力的です。
梅のピュアな味わいや香りがダイレクトに感じられるので、バータイムでじっくり梅酒の味わいを楽しみたい方におすすめです。
ロック

次は氷を入れて、ロックで飲んでみます。ストレートと比べると梅酒の香りや風味はやや穏やかになるものの、ボウル部分にしっかりとアロマが堪るためしっかりと梅の風味を感じられます。
ストレートで飲んだ時と比べコンポートのような濃密さや甘みが和らぐものの、梅の奥ゆかしく上品な味わいがより一層感じられます。
濃厚な梅酒の味わいは楽しみたいけれど、「お酒は冷たい方が好き」という方はロックで楽しむのがおすすめです。
ソーダ割

最後に炭酸水を割って、ソーダ割にして楽しんでみましょう。
炭酸水を注ぎ入れるため梅酒の味わいは薄まりますが、甘さが穏やかになり清涼感のある味わいが楽しめます。そのため甘いお酒が苦手な方でも飲みやすいです!
ほんのりと感じられる梅の風味や香りと炭酸のシュワシュワ感で、さっぱり楽しめます。食事の味わいに寄り添うバランスのよい味わいなので、食中酒にもぴったりですよ。
梅酒のソーダ割といえば居酒屋でごくごく飲むイメージが強いですが、デジールを使えばおしゃれなカクテルに様変わり。暖かい夏の日に見た目も涼やかな梅酒を飲みながら、夕涼みの時間を楽しむのも素敵ですね。
デジール×梅酒で極上の和み体験を

デジールは本来焼酎グラスとして設計されたものですが、梅酒との相性も抜群です。丸みを帯びたフォルムが香りを包み込み、口当たりのやさしさが味わいを引き立て、そしてその美しい佇まいが視覚的な満足感を与えてくれます。
一日の終わりに、自分だけの静かな時間を過ごしたいとき。
誰かと語らいながら、特別なひとときを分かち合いたいとき。
そんな瞬間にデジールと梅酒の組み合わせは、穏やかで贅沢な時間をそっと演出してくれます。
いつもの梅酒を、特別なお酒にしてくれるデジール。皆さまも“いつもの一杯”が、“記憶に残るひととき”に変わる瞬間を、デジールで体験してみてはいかがでしょうか?