パーティーシーズンにスパークリングワインで乾杯!失敗しない抜栓方法とおすすめのグラス
皆さん、こんにちは。
カタチのないところから、自由な発想で。
グラスを通じて、人生を豊かにするGLASSBACCA(グラスバッカ)です。
年末年始のパーティーシーズン、それ以外でも人との集まりで最初に乾杯に飲まれるスパークリングワイン。
今回は、せっかく用意したとっておきのスパークリングがふきこぼれたり、かたくて開けられない、、ということがないように、スパークリングワインの開け方のコツをご紹介します。
スパークリングワインはスティルワインと比べて、瓶内の圧が高いので、コルクが飛んだり、吹きこぼれないように注意が必要です。
上手に開けるポイントは次の3つ。
①瓶をしっかり冷やしておく
②振動や衝撃を与えない
③トーション(ふきん)を用意しておく
ポイントをひとつずつみていきましょう。
①飲む3〜4時間前には冷蔵庫に入れて、しっかりと冷やしておきます。
時間がないときは、ワインクーラーにたっぷりの氷を用意し、ボトルを入れて15〜20分回転させると適温になります。
炭酸は温度が低いと液体に溶けやすい性質なので、しっかりと冷やすことで瓶内の圧が落ち着き、抜栓がうまくいきます。冷えきっていない状態で開けると、吹きこぼれの原因に。
ビールや他の炭酸飲料と同じですね。
②開ける前のボトルは慎重に扱うことが大切です。
振動や衝撃がボトルに加わると、開けたときに吹きこぼれます。
せっかく冷やしていても、抜栓前に衝撃が加わったときは、瓶内の炭酸を落ち着かせるためにしばらくボトルを立てておきましょう。
③抜栓前は、周りに物がないかを確認します。
勢いよくコルクが飛び出してきても危なくないように、トーション(ふきん)をかぶせると安全に開けることができます。
■スパークリングワインの開け方
つぎに抜栓方法です。
ボトル上部の周りを覆っているシール(キャップシール)をはがします。切り込みが入っているので、その切り込みに沿ってはがすと上部だけきれいにはがせます。コルクが炭酸の圧力で飛び出さないようにコルクの上にトーションをかぶせてから、コルクを留めてある留め金をゆるめます。
トーションの上からコルクを押さえつつ、ボトルの底をゆっくりと回すと、ボトル内のガス圧で自然とコルクが上がっていきます。このとき、コルクをおさえる力を緩めてしまうと、一気にコルクが飛び出して危険です⚠
コルクをしっかりと押さえて、途中から少し傾けると、コルクと瓶口の隙間から静かにガスが抜けていけば、コルクがはずれます。「ポンッ」と勢いよく開けるのではなく、「シュッ」と穏やかな「吐息のような」音で開けられると大成功です!コルクがゆっくりと上がっていくのを指でしっかり押さえておけば、スマートに開けることができますよ。
■スパークリングワインの注ぎ方
抜栓後はすぐにグラスに注がず、ボトル内の泡が落ち着くまで少し待ちます。そして、グラスに注ぐときは2回に分けて。
1回目は泡を含めてグラスの3/4くらいを目安に、泡が落ち着いたらゆっくりと泡が立たないように注ぎ、最終的にグラスの2/3くらいの高さになるよう、丁寧に注ぎます。
■飲み残したスパークリングワインは?
注いだあと、ボトルに残ったスパークリングワインはそのままにしておくと、どんどん泡が抜けてしまうので、冷蔵庫かワインクーラーで冷やしておきましょう。
飲みきれずに残ってしまった場合は、「シャンパンストッパー」で栓をして冷蔵庫でボトルを立てたまま保存すれば2〜3日は泡をキープすることができます。
炭酸が抜けてしまった場合は、料理酒やカクテルとして楽しんでみてはいかがでしょう?炭酸の抜けたスパークリングワインは、白ワインと似た味わい。お料理で使うなら、「ボンゴレスパゲティー」や「アサリのワイン蒸し」などワインの風味を楽しめるメニューがおすすめです!
カクテルなら、「キール」「スプリッツァー」「オペレーター」など、簡単で美味しいワインカクテルができます。
「パーティーシーズンに飲みたい!ワインカクテルとおすすめグラス」のもご参考ください。
■スパークリングワインの味わいを引き出す、おすすめのグラス3選!
芳醇な香りとはじける泡の食感を楽しむには、グラス選びがとっても大切です
GLASSBACCAのおすすめ3選は、、
①ツル 6oz フルート
スラッとした細長く、繊細なシェイプのスパークリングワイン専用グラス。立ち上る泡を見た目で楽しみながら、うすい飲み口で口当たりがよく、喉を通る泡の食感も最高です!
②ツル 10oz シャンパーニュ
ボウル部分が膨らみのある、少し大きめのシャンパングラス。
瓶内でしっかり熟成させたタイプの香り豊かなスパークリングワインにおすすめです。ピンク色が美しい、ロゼタイプにも。
③ピッコロ 6oz フルート
背が低く、見た目にもキュートなスパークリングワイングラス。重心が低いので、たくさんの人が集まったときでも安心して使えます。カジュアルなパーティーシーンにおすすめです。
「スパークリングワインを引き立たせるRONA(ロナ)のフルートグラス5選」もご参考ください。
まとめ
今回は、パーティーシーズンにおすすめのスパークリングワインについて、抜栓のコツやおすすめのグラスをご紹介しました。これからのパーティーシーズンに、ぜひお役立てください。